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足がつる原因を徹底解明

投稿日:2020年4月28日 更新日:

足がつる原因は神経伝達の誤作動です。

筋肉には、筋肉の状態を脳に知らせる機能が存在します。

これは、筋肉が引きちぎられそうなくらい伸びていれば、防御のために収縮しなければなりませんし、

脳からの指示で筋肉の収縮が起きた時、今どのくらいまで縮こまっていますよ、とかを脳に知らせる必要があるからです。

しかし、筋肉が疲労等で縮こまっている状態が長く続くと、

その状態が通常の筋肉の長さだと脳が勘違いして、動作の時に知事困っている状態からさらに収縮をかけてしまいます。

実際はすでに縮こまった状態になっているので神経で誤作動を起こし、異常な筋収縮が起きます。

なので、つった時はゆっくり筋肉を伸ばしてあげるのがいいんですよね。

つらないためには筋肉の状態をしっかり緩んでる状態にしてあげるという事が大事です。

ではなぜ筋肉は縮こまってしまうのでしょうか。

 

目次

1.疲労

疲労すると筋肉では疲労物質というものが溜まります。

その疲労物質が筋肉の繊維の間に挟まって縮こまった状態から解放できなくなっているんです。

そして、筋肉を緩ます為にもエネルギーが必要です。

ばねのように収縮から解放すれば筋肉は元の状態に自然と戻るわけではありません。

疲労が溜まるとエネルギー産生も効率が悪くなり、エネルギー不足で筋弛緩が出来なくなっているんです。

 

1-1 解決方法

ゆっくり湯船に入って血流を良くしてあげると疲労物質は流れていきます。

運動したりストレッチをしたりするのも血流を良くし疲労物質を流してくれます。

 

2.水分不足

水分が不足すると血流が悪くなります。

水分をしっかり取って血流を良くしましょう。

ここからは、乾物理論と勝手に名付けました。

乾物は硬い、すごくシンプルな話です。

同様に水分が少なくなると筋肉も硬くなります。

筋肉が硬くなると足がつる原因になるのは先ほど話しました。

巷で噂のミネラル不足が足がつる原因。

これに関する情報が調べても調べても納得する説明がのっていない(;^ω^)

なので、ボクなりの新解釈。

人間は恒常性という機能を持っています。

これは濃度を一定にするという事です。

簡単に言うと塩を食べれば水を飲みたくなるとういうこと。

人間は体内が濃くなると水分量を増やし、薄くなると水分も減らして体内濃度を一定に保ちます。

ミネラルと言われるナトリウム、マグネシウム、カルシウム等の成分を多く身体に摂ることが出来れば、おのずと水分の摂取量も増え、体内に水分を保持します。

そうすると潤った筋肉は乾物理論から解放されて柔軟性を取り戻し、足がつることを予防できます。

これなら、年齢とともに足がつりやすくなったり、睡眠中に汗で水分不足に陥って足がつるということも説明がつきます。

 

2-1 解決方法

水分をしっかり取って、水分だけだと尿で流れていってしまうので、ミネラルを取って体内に水分を保持していきましょう。

お肌の潤いも得られるかも。

-整骨院

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