楓整骨院blog

捻挫が癖になる理由

捻挫は癖になる!と、なんとなくどっかで思っているかと思います。

なぜ癖になるんでしょう?

実は、治療しないからなんです。

歩いてて、躓いた程度の軽い捻挫だと、皆さんわざわざ医療機関に行くまでもないと思っていませんか?

まぁ何日かすると自然に治ってしまいますからね(;^ω^)

でもこれって治ってるわけではなくて、痛みが無くなっただけの状態がとても多いんです。

これが捻挫が癖になる原因です。

それでは解説していきましょう。

 

目次

1.捻挫の定義

まず、関節を固定している靭帯や筋肉が伸びて、関節がゆるくなって再発しやすい!というのは間違いです。

靭帯や筋肉が完全に切れちゃって、修復時に結果的に前より長くなるという意味での伸びたはあるんですが、軽度の捻挫で靭帯がゴムのように伸びるという事はまず起こりません。

捻挫の定義なんですが、関節の可動域を超えて捻らさった状態の事です。

つまり、関節が通常の位置にいないという事ですね。

痛みが発生すると身体は防御反応で硬直し、ずれた関節の周りの筋肉は極度に縮こまります。

なので、捻挫してずれた関節はそこで固定されてしまいます。

痛みが消えて通常通り生活できるようになったとしても、関節はなおずれ続けている可能性があります。

ココがポイントです

ずれた状態で生活すると、もちろんバランスが悪いのでまた捻挫を起こしやすくなるという原理です。

さらに、足首の捻挫だと足元からバランスが崩れるので身体全体のバランスが崩れて歪んでいきます。

併発的に腰や膝が痛くなることもあります。

捻挫は軽くても一度医療機関で関節の調整をしてあげるといいと思います。

ちなみに関節の調整もなく、湿布や電気治療で終わるところはあまりお勧めしません。

それでも良くなる可能性はあるんですが(;^ω^)

しっかり関節をみて調整してくれるところを探しましょう。

 

2.まとめ

皆さんが日常生活で出会う捻挫のほとんどは足首の捻挫だと思います。

歩行中に良く捻挫をしてしまう人は関節がずれてバランスが悪くなっている可能性があります。

何度も捻挫しているうちに本当に靭帯を断裂してしまう事もあるので、しっかり関節の調整をして完治させましょう。

モバイルバージョンを終了