健康

肺を鍛えるということ

投稿日:2020年5月6日 更新日:

筋トレ、腸活、骨トレ、脳トレ。

身体の隅々まですべて鍛え上げればそんな健康なことはないと思います。

そのなかでも肺を鍛えることはとても重要です。

人間は酸素がないと生きていけません。

その役割を担うのが肺です。

肺が上手に使えないと浅い呼吸になってしまいます。

深く息を吸っていっぱいの酸素を身体に取り入れることは健康はもとより、集中力や性格にまで影響を与えます。

 

目次

1.肺トレ

呼吸が浅くなってしまう最大の原因は

横隔膜をはじめとする肺周辺の筋肉を上手く使えていないから。

肺とは自分で広がったり縮んだりして呼吸しているわけではありません。

肺周辺の筋肉が収縮したり弛緩したりすることによって肺が広げさせられ酸素が取り込まれるんです。

イメージしにくいかもしれませんが、大事なことは肺周辺の筋肉を100%使ってあげること。

筋肉も関節も使っていないところは衰えていきます。

肺の下にある横隔膜。これも筋肉です。

主に横隔膜が収縮・弛緩することによって肺が動いています。

なので、横隔膜を最大限使う事が肺トレの第一歩です。

最大限使うとは深呼吸です。

姿勢を正し大きく吸って大きく吐きます。

大事なことは吐ききることです。

お腹が凹むくらい息を吐ききります。

瞑想もセットにして毎日の習慣にするのもいいかと思います。

 

つぎは腕を後ろで組んで胸を大きく開きます。

ろっ骨の一本一本も関節になっているので胸を開くことで関節が開きストレッチされていきます。

ろっ骨をはじめとする胸郭という肺を囲んでいる骨を広げてあげて胸の可動域を大きくします。

大きな呼吸で横隔膜を最大限使ってあげて、胸郭をストレッチしてより肺が膨らむようにします。

 

2.まとめ

深い呼吸が出来るようになると、誤嚥性肺炎の予防になります。

誤嚥性肺炎とはウィルスや菌が肺に入ってしまい肺炎を引き起こしてしまう病気です。

空気中には多少の水分が含まれており、呼吸とともに肺を潤しています。

異物が入ってきたときに水分があれば一緒に流してくれるんです。

乾燥していれば肺の壁にそのまま定着させてしまい肺炎となります。

呼吸が浅いと水分が隅々まで行き届かず乾燥した部分が出来リスクが高くなりという事です。

かりに肺炎になったとしても呼吸機能が良好であれば重症化を防げると言われています。

さらに、呼吸は自律神経にも大きく関わっており、十分な呼吸が出来ていない人は交感神経が優位になってしまい、疲れやすい、集中力がない、落ち着きがない、睡眠の質が悪いといった症状が見られます。

深い呼吸をしようとすると姿勢が良くなるので腰痛や関節痛の解消にもつながります。

まずは喫煙を控え、肺トレを実践してみて下さい。

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