整骨院で働いているとたまに「整骨院の先生はだれにほぐしてもらってるの?」と聞かれることがあります。
答えは、セルフケアです。
整骨院の先生だって腰が痛くなったりします。人間だもの。
そして、整骨院の先生はマッサージ屋さんより整骨院の方が信頼できることを知っています。
しかし、整骨院の先生は整骨院の先生が来院してくるのを嫌がります。
技を盗みに来たとか、患者さんの入りを偵察しに来たと思われるんでしょうか(;^ω^)
泣く泣くセルフケアするしかありません。
ちなみに楓整骨院は同業者歓迎ですよ(^^♪
でもご安心ください!
整骨院の先生は国家資格を持っており、ある程度身体の知識があるので、ストレッチや運動を習慣にして健康な身体の維持していくことは可能です。
なにより自分が痛いと説得力に影響しますからね(;^ω^)
全部は無理ですが腕や首辺りであれば自分で揉んだりも出来ます。
そんなときふと思ったのが今回のテーマです。
目次
1.筋肉の押し方
結構、勘違いされてる方も多いような気がします。
筋肉を押すときに意識することは2つ。
筋肉は繊維で出来ていることと、人間には防御反応という機能が存在すること。
1-1.筋肉は繊維で出来ている
筋肉は昔の納豆を包んでいたわらのような構造になっています。
分かりずらいですかね(;^ω^)
繊維が束になって出来ているんです。
なので、まっすぐ押してあげるより、繊維をほどくように押してあげると効率よくほぐれます。
なんというか、ギターの弦をやさしく奏でるかのように。
もう一つの大事なポイントが、
1-2.人間には防御反応があるということ。
自分で押すときはついつい強く押してしまいがちなんですが、それはやめましょう。
ゴルフボールでゴリゴリするなんてもってのほかです(;^ω^)
せめてテニスボールくらい柔らかいのでお願いします(;^ω^)
強い刺激は、その瞬間は気持ちいいんですが、次はその刺激に耐えれるように防御反応を引き出し、結果的に筋肉を硬くしていきます。
強い刺激を加えなくてもほどくような圧をかけてあげればちゃんと緩みます。
ぐいぐいやりたい気持ちはわかるんですが、そこはぐっとこらえて下さい。
2.まとめ
筋肉はゆっくり適度な強さで、筋肉の繊維をほどくかのようにマッサージしてあげましょう。
本当の治癒には弱い刺激や刺激のないストレッチといったものが重要になってきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。