CBDは大麻草由来の成分の一つ、と聞くとそれが合法なのか、体への危険性はないのか、と心配になりますが、結論、合法であり、身体への害も非常に少ないと言われています。
しかし、その分身体への効果は薄く、嗜好の範囲内であり、禁煙の為の利用、というのが個人的な感想です。
目次
1.CBD
CBDとは英語表記のCannabidiol(カンナビジオール)の略で、麻に含まれる成分カンナビノイドの一つです。
カンナビノイド自体は少なくとも113種類もあり、CBDはその中の一つという事になります。
マリファナに含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)のような、気分がハイになる精神作用はありません。
2.THC
大麻草にはもう一つ、THC呼ばれる成分が入っています。
THCは英語のTetrahydrocannabinol(テトラヒドロカンナビノール)の略で、同じくカンナビノイドの一つです。
多幸感を覚える作用などの精神活性化を促す成分で、マリファナの主成分としても知られています。
カフェイン程度の依存性があり、場合によっては被害妄想などに陥ることもある成分です。
THCの含有量が20%以上、CBDは10パーセント程度のマリファナは日本では法律で禁止されています。
3.CBDが体へ作用する効果・効能
CBDを含んだ商品には、健康食品や電子タバコなどさまざまありますが、それらの商品は医薬品ではありませんので、効果や効能といった心身への作用はありません。
副作用もありません。
4.CBDの種類について
CBDを試してみたいけれど、どんな商品があるかわからない方も多いと思います。
直接飲み込むタイプもあれば、電子タバコで気化させて利用するタイプなど、用途別に効率よく楽しめるようにバリエーションがあるので、自分の用途がどの商品に適しているか理解することは重要です。
4-1.CBDオイル
CBDオイルはCBD商品の中でも一番メジャーな商品のため、 比較的手に入れやすく、専用の道具が不必要なので手軽に始めやすいことが特徴 です。
健康食品や、ボディーケア用の化粧品として売られています。
CBDオイルは直接舌の裏側に垂らして味わう方法もあります。
直接飲み込むよりも摂取しやすく、使用感が得られます。
また、塗って使用することで局所的なスキンケアも期待できます。
4-2.CBDリキッド
CBDリキッドは電子タバコのVAPE(ベイプ)で使用する吸引用に作られた商品です。
CBDはリキッドでの吸引摂取が一番使用感が良く、早く実感することができるのが特徴 です。
使用方法はVAPEや専用デバイスにCBDリキッドを入れ、気化して吸引します。
VAPEを持っていなくても、CBDリキッドとVAPE本体がセットになった商品も販売されていることが多いので、初めての方や電子タバコに慣れている喫煙者の方にもおすすめです。
4-3.CBDグミ
CBDグミは最近人気のある「食べてCBDを摂取する」商品です。
初心者の方も抵抗なく取り入れやすく、お手軽にCBDを摂取したい方におすすめ です。
食べる際に噛んですぐ飲みこんでしまうとCBDを実感しづらくもったいないので、オイルと同様に舌の裏で溶かして摂取することでじんわりとよく味わえます。
5.まとめ
最初に述べたように、大麻成分と聞くとなんか違法な感じがして怖いですよね。
その恐怖の原因は、身体への害や、依存性だと思います。
CBDは有害な成分がたばこなんかより非常に少なく、依存性もほとんどありません。
大麻自体が国によっては合法なところもあるくらいですから。
しかし、それには理由があって、その分身体への効果もそんなに期待できないという事です。
なので、嗜好品としてとか、禁煙中の口元の寂しさを紛らわすため使用する程度と考えて頂いて間違いないかと思います。
しかし、基本的には少し高価な商品になります。
たばこのように考えてると少し高くつくかもしれません。
逆に安いものがあったら粗悪品の可能性もあるので慎重に選びましょう。