話はまずドーパミンから
ドーパミンとは
報酬系の働き(快感・やる気)
何か嬉しいことがあったときにドーパミンが分泌される。これによって「またやりたい!」っていう気持ちになる。
運動の調整
ドーパミンは脳の運動に関係する部分(黒質とか線条体)でも活躍していて、体をスムーズに動かすのに必要。 → パーキンソン病の予防に役立つ
学習・記憶
報酬があると学習が進みやすいのは、ドーパミンが記憶に関わっているから。
次にオキシトシン
愛情・共感・信頼感に関係(別名「愛情ホルモン」)
本題
人間は記憶をもとに行動している
自分にとって都合のいいことは、いい記憶として蓄積し次の行動を選択する
ドーパミンはやる気や運動を向上させるために分泌され、いい記憶を蓄積させるために快感を与える
次に、人間の目的は生存と繁栄であることを前提に
集団や愛情が必須となる
そこを促進するのがオキシトシン
愛情を感じ、人とのつながりを欲し、自分のやる気や運動を向上させる
感動すると主にこの二つの物質が出る
つまり感動は自分に都合がいいということ
ではなぜ感動するのか
共感
自分と同じ経験、考え、感情に触れると感動する
ギャップ
普通の人が強大な力を発揮するなど、すごいと感じると感動する
ドラマや映画を見て感動するのはこれが原因
まとめ
人間にとって都合のいい物質がドーパミンやオキシトシンであり
その物質が分泌されるきっかけが共感やギャップ、つまり感動である
結論、なので人は感動したい