本日のテーマはズバリ、攣る(つる)です。
「足つったーーーー」の“つる”です。
誰しも一度は味わったことあると思います。
足の指先、ふくらはぎ、スポーツマンだと太ももをつることもしばしばあるかと思いますね。
不思議ですよね。
自分の身体なのに自分の考えを無視して筋肉がギュ~っと収縮してしまってしばらくの間めっちゃ痛いやつ・・・
目次
1.そもそも攣る(つる)とは、
筋肉の異常収縮です。
筋肉が、異常に、収縮、するということ。
原因は2つ
疲労と水分不足です。
1-1.疲労
疲労=疲れて足が棒のようになる、という例でお話します。
この状態の時はまさにつりやすい状態ですね!
棒のよう
→→疲れて筋肉が硬くなって棒のよう
→→筋肉が硬い=筋肉が収縮してる
→→収縮した状態からさらに収縮しようとして神経が誤作動を起こす
→→攣る
疲労から来る“攣る”は現象こんな感じのメカニズムです。
では本命
1-2.水分不足
乾物理論と名付けました。勝手に笑
乾物・干物、要はスルメイカをイメージして頂ければなと思います。
スルメイカも元々は数倍の大きさがあって、生き生きしていました。
そんな生き生きしたイカさんの水分を抜いて抜いて極限まで脱水した結果、イカさんの筋肉はギュ~~~っと収縮して小さくなり、硬くなり、乾物が出来上がるのです。
これを人間に当てはめてみましょう!
何時間も寝ていると寝汗やら毛穴からの自然蒸発を経て脱水状態になります。
この時、水分が抜けて抜けて乾物のように筋肉が収縮を始めます。
もちろん自分の意志とは関係なく。
疲労の時と同じメカニズムです。
これが寝ている時では無く、スポーツの現場だと「疲労」と「発汗による水分不足」のダブルパンチなので特に攣りやすい状態になります。
なのでスポーツマンの人は特にこまめに水分補給と、収縮した筋肉を伸ばすストレッチを疎かにしてはいけません。
ご年配の方が攣り易いのも水分不足が原因なんではないかと推測します。
2.予防策
・疲労して縮こまった筋肉を伸ばしてあげること(ストレッチ)。
・乾物にならないよう、こまめに水分補給をすること。
3.おまけ
夏はいざともかく、汗をかきにくい冬でも攣ってしまうのはなぜ?という質問もたまにありますのでついでにお応えしましょう!
夏は目に見えて汗をかくし、暑いので必然・積極的に水分を摂ろうとしますよね。
冬は汗まではでないものの、暖房機器や乾燥した気候のせいで毛穴からかなりの水分が蒸発しています。
夏よりも水分摂取量は減っているのに、出ていく水分は夏同等と来れば冬でも攣るのは納得ですよね。
エアコン・暖房をつけっぱなしで寝ると、かなりの量の水分が全身から蒸発します。
冬こそ寝る前にコップ一杯の水を心がけたほうが賢明かもしれませんね(‘;’)
そんなワケで、なんで攣るんじゃろ?
なんて思った人は「乾物理論」を思い出してみて下さい☆彡