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今回はスタンフォード式疲れない身体という本を参考に、疲れについて解説していきたいと思います。
疲れには肉体的疲れと精神的疲れの2つの疲れが存在します。
1.肉体的な疲れ
肉体的な疲れは皆さんのご想像の通り、運動して疲れるあれです。
筋肉を動かすことによって身体のエネルギーが使われ、エネルギー不足になっている状態ですね。
エネルギーは主にミトコンドリアというバクテリアが酸素を使って作り出しています。
激しい運動の時に酸素をいっぱい必要とするのはそのことからです。
筋肉ではそのエネルギーを筋肉を緩ます為に使われます。
エネルギー不足になると筋肉が緩まず縮こまった状態になっちゃうので、次のパフォーマンスを発揮できなくなり、疲れてもう歩けない!となるのです。
でも、もうお解りの通りこんなアスリートみたいに筋肉が動かなくなるような疲労を日々感じている人は少ないと思います。
皆さんの疲れのほとんどは精神的な疲れだという事です。
2.ちなみにちなみにミトコンドリアについて面白いマメ知識
人間の起源をたどれば、元々の細胞は自分でエネルギーを生み出す能力を持っていなかったので、
ミトコンドリアというエネルギーを生み出してくれるバクテリアを、細胞内に取り込んで生きているんだとか。
つまり人間の身体中にいるミトコンドリアは元々人間ではなく、人間が体内で飼っている細菌だという事です。
僕たちは細菌に生かされているんです。
なんか奥が深いのでこの辺にしておきますが、皆さんすでに共存して助け合って生きているんです。
話を戻しましょう。
2.精神的な疲れ
人間の疲れが肉体的な疲れではないんだとしたら、皆さんが感じている疲れは精神的な疲れだという事です。
ではその精神的な疲れって何でしょう。
2-1.中枢神経(脳や脊髄)の疲れ
なんじゃそれ!
しっかり休んだつもりなのになんか体がだるい。そんなことってあるかと思います。
それがまさしく神経の疲れです。
中枢神経は司令塔なので、身体の指先まで指示を出しています。
中枢神経が疲れると指先までの指示が上手くいかず、身体が動かしにくいと感じ、結果、身体がだるいと感じてしまっているんです。
ってことは気のせいってことか?
その通りです。
神経は疲れているんではなくて、神経伝達が鈍くなっているというだけなんです。
2-2.なんで神経伝達が鈍くなるのか
これはズバリ、身体の歪みからきているんです。
身体が歪むと、指先までの神経の伝達経路を狭くして伝えにくくしちゃっています。
それが先ほど述べた身体が動かしにくく、身体がだるいと感じてしまう原因となっているんです。
身体が歪むと血流が悪くなります。
血流が悪いと身体に溜まった疲労物質も流してくれなくなるので、肉体的な疲労も感じやすくなります。
3.まとめ
身体の歪みが原因なら歪みを治してあげれば解決します。
身体の歪みは神経系の伝達を遅らせ、血流を悪くするので、身体に疲労を蓄積するのにいい条件が揃っています。
整骨院やカイロプラクティックで身体の歪みを取ってあげましょう。
日中のパフォーマンスが上がると思いますよ。
セルフでケアしたい方は本書をお読みになってみて下さい。
呼吸法で身体の歪みを治していくんだとか。