睡眠障害は国民病と呼ばれ、人口の30%~40%の人が患っている
この数字の多さは、ただの寝不足だと思っている人が放置してしまっていることが原因でしょう
睡眠障害の原因はさまざまですが、主に多いのはストレス
日中、多くのストレスを感じると交感神経が過敏になり優位になる
それは交感神経が外的ストレスに対抗するための神経だからだ
睡眠は言うまでもなく副交感神経が司っている
副交感神経が優位にならないと眠れず、睡眠障害が起きる
副交感神経を優位にする方法は入浴、瞑想、間接照明、寝る前のスマホの禁止など山ほどあるが
睡眠障害はそんな単純な病気ではない
アメリカのマサチューセッツ工科大学ではビタミン剤ほどの電子カプセルを飲むだけで
睡眠障害の原因を検査できる研究が行われている
医学の出発点は原因をはっきりさせること
原因が正確に解かれば病気の治療も一気に進むかもしれない