肩こりの改善方法

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目次

肩の痛みには大きく分けて三種類あります。

1.肩こりから来る痛み(インピンジメント)

2.腱板損傷

3.四十肩・五十肩

 

細かく言うと原因はもっとあるんですが、整骨院に来られる患者さんは、ほとんどこの3パターンに分けられます。

まずは痛みの原因をしっかり理解して、改善に役立てていきましょう。

 

肩こりからくる痛み(インピンジメント)

肩は気をつけをした状態から、腕が耳に着くまで、180度動きます。

でも肩関節の可動域って120度なんです。

 

ん?60度足りてないですよね?

 

残りの60度は肩甲骨がスライドすることによって動いています。

 

つまり、肩関節と肩甲骨が連動して動くことによって、腕は下から上まで180度動いているのです。

これを肩甲上腕リズムといいます。

 

ここで問題なのは、近年スマホや仕事でのパソコン作業で、腕や顔が前に出ている状態が長く続くことによって、背中側の筋肉に多大な負荷が掛かっているという事。

妖怪やないかい!

まぁこれは冗談として

こんな感じ!(あんまりかわらないか?笑)

 

手も顔も前に出ていて、更に重力も掛かっているので、常に背中側の筋肉に負担がかかります。

当然、背中側の筋肉は硬くなり、それに覆われている肩甲骨の動きは悪くなります。

 

先ほども述べたように、肩甲骨が動かないと腕は上まで挙がりません。

そんな状態でいつも通り動かすもんだから、もちろん肩関節に負担が掛かり肩に痛みがでます。

 

ちなみに皆さんが肩こりだと思っている状態は、このように肩甲骨が硬くなっている状態のことをいいます。

 

つまり肩甲骨を柔らかくしてあげると、肩こりも肩の痛みも良くなっていきます。

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さらに肩周辺の筋肉を硬くしていると、肩関節が硬い筋肉に引っ張られ関節の中心がずれてしまいます。

正常な位置からずれた状態で肩を動かすと、筋肉や腱などの組織を骨ではさんでしまい、インピンジメントという状態になります。

 

これがまた痛いんです(>_<)!

 

解決策

仕事中の事やスマホをやめろというのは無理な話ですよね?
原因を取り除けないなら日々ケアしていくしかありません。

 

肩甲骨を柔らかくするには、とにかく動かしていくのがベストです。

 
痛くない範囲でのストレッチや肩回しが有効です。
長めのパソコン作業中は30分に一度伸びをしてあげるのもいいです。

 

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腱板損傷

そもそも肩関節とは、ゴルフボールとTのような関係になっております。

とても不安定です。その分可動域が広いという構造になっているんですね。

なので、不安定さを補うために大きな筋肉4本によって肩関節をサポートしています。この筋肉をまとめて腱板と呼んでいるんです。

 

腱板損傷とは、肩周辺の4つの大きい筋肉が何かしらの衝撃を受けて損傷してしまうものです。

 

腱板の場合、つり革につかまっていてバスが大きく揺れたなど、肩に大きな負担が掛かったときに損傷してしまうんですが、

老化によって筋肉の弾力性や耐久力が衰えていると、些細な衝撃で切れてしまったり、気づかずに損傷してしまっているパターンが大いにあります。

 

動かしてなくてもなんか肩痛いなとか、夜に肩がジンジン痛む時があるんだとしたら、もしかしたら腱板が損傷しているかもしれません。

 

解決策

最悪の場合は手術が必要になります。

長引く肩痛は一度整形外科の受診をお勧めします。

応急処置としてならば、とりあえずサポーターで固定してあげるのもいいかもしれません。

 

四十肩・五十肩

これが本当に厄介です。

 

なぜなら原因不明と言われているからです。


原因がわからない以上、治し方も分からないし、もちろん予防も出来ません。

なのに大概の人がなってしまいます。

 

最初になんとなく痛み出し動かしにくくなります。

その後痛みが強くなり、数カ月でおさまり、半年から一年で完治すると言われています。

 

医療機関ではその時期に合ったアドバイスや薬の処方をして、治りを早めることは可能なんですが、結局は自然治癒を待つしかないという状況です。

 

解決策

一応医療機関に相談し、あとは自然に治るのを我慢して待つ。酷ですが(>_<)

痛みがある程度おさまってからは積極的に温めてあげるといいと思います。

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まとめ

以上が肩痛の主な原因ですね。

 

もちろん他にもいろんな原因と症状があるので、痛みが長引いてる方は早めに医療機関に行く事をお勧めします。

ただ、肩こりに関しては日々のケアで改善していけるものなので、ぜひやりましょう。

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投稿日:2020年1月21日 更新日:

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