健康の為に運動は欠かせません。
その中でもウォーキングや水泳は身体への負担が少なく、高齢の方も取り組めます。
朝のウォーキングは気持ちが良くてやっている方も多いと思いますが、時間帯によって身体への効果が違ってくるんです。
夜の散歩は夜の散歩で効果があるんです。
目次
1.ウォーキングの基礎知識
ウォーキングは20分くらいを目安に歩きましょう。
あまり長く歩いても身体への負担が大きくなるだけで運動の効果は期待できません。
長くても1時間以内に収めるのがいいかと思います。
そして食前に運動するほうが効果は高いです。
空腹状態での運動はエネルギーを脂肪から抽出します。
脂肪の燃焼が進みますし、血中に残っている糖の回収も進みます。
代謝が進んだ状態で食事を取ると効率よく吸収することが出来ます。
その際、急激な血糖値の上昇を抑えるため炭水化物の量や、サラダから食べるなどの工夫が必要です。
空腹状態からいきなり糖を大量に摂ると血糖値が急上昇し糖尿病や血管を傷つけることにつながります。
ウォーキング中は姿勢よく少し早めに歩くとよりカロリーを消費して効率よく運動の効果を得ることが出来ます。
ケガの無いように無理なく進めていきましょう。
2.時間帯によっての効果
2-1朝
朝のウォーキングはダイエットに適しています。
起床後は血糖値が下がっているので脂肪が燃焼しやすい状態になっています。
また、朝は体温が低いのでウォーキングをして効率よく体温の上昇を促し、基礎代謝をアップさせることが出来ます。
太陽の光を浴びてビタミンDの分泌を促し、幸せホルモンのセロトニンの分泌も高めることが出来ます。
2-2昼
昼は体温が高く運動しやすい身体の状態が整っています。
昼休みにウォーキングをすることはデスクワークで固まった筋肉をほぐしたり、血流の改善効果が期待できます。
身体とともに心もリフレッシュ出来て午後からの仕事の効率が上がることも期待できます。
2-3夜
夜のウォーキングは成長ホルモンの分泌を促す効果があります。
成長期の子供に大切なイメージのある成長ホルモンですが大人にもすごく大事なホルモンなんです。
成長ホルモンは筋肉の修復や代謝促進などの効果があり大人でも体作りに役立ちます。
夜だと時間に追われる心配もないので自分のペースで習慣化しやすいというメリットもあります。
ただ、運動は交感神経優位になるので、就寝時間の3時間以上前に済ませておかないと眠りにつきにくくなる可能性があります。
通勤通学の時間を活用しましょう。
3.まとめ
それぞれの生活リズムや運動の目的に合わせてウォーキングを取り入れてみてください。
運動不足は健康の最大の敵です。
歩くことから始めましょう。