心と体。
心が不健康なら身体も不健康になります。
病は気からなんて言葉は案外合っているのかもしれません。
泣きっ面にハチ
不幸なことは重なります。
メンタルが下がれば免疫力も下がります。
科学的に証明されているメンタルと免疫について解説していきます。
これを機に少しでも明るく生きることを始めて頂けると幸いです。
目次
1.ネガティブな感情は免疫力を下げる
慢性的な寝不足、多忙、乱れた生活リズムはメンタルを弱らせていきます。
免疫細胞であるNK細胞、T細胞、B細胞はちょっとしたことで元気を失うナイーブな性質をもっています。
なので、ネガティブな感情が続くと免疫細胞を支配している自律神経が弱り、免疫力が低下していきます。
2.ストレスが免疫力を下げる
ストレスを受けると交感神経が優位になります。
交感神経優位の状態はリンパ球の数を減らし、免疫力を低下させます。
大きな悲しみのストレスを受けるとNK細胞がてきめんに減少することもわかっています。
逆に、笑う事でNK細胞が活性化することもわかっているんです。
NK細胞は免疫の要です。特攻部隊でもあります。
NK細胞を活性化させておくことがいかに大事かがわかります。
ここからは他に免疫力が下がってしまう原因について解説していきます。
2-1加齢
免疫力は40代で半減し、70代では10分の1になります。
加齢とともに感染しやすくなり、感染した際は重症化しやすくなります。
2-2食生活
栄養バランスの乱れは免疫力を低下させます。
特にタンパク質と食物繊維は免疫にとって必須となります。
タンパク質は免疫細胞の材料となるので、不足すると生産量が落ち免疫力は下がります。
そして免疫に深く関係しているのが腸内細菌です。
腸内細菌は食物繊維を餌に活性化しますので食物繊維を取ることが免疫力の向上につながります。
2-3薬の飲みすぎ
体内に侵入してきたウィルスに対抗するのが免疫です。
しかし、その役割を薬に頼ってばかりいると免疫は弱体化していき、免疫力を下げることになります。
免疫力を上げることが最優先でそれでも倒せないウィルスには薬の投与を考えるというのが最善だと思います。
3.まとめ
ネガティブな感情や不規則な生活、乱れた食生活はやはり免疫を低下させます。
不安が絶えない世の中ですが、少しでも明るく笑って過ごすことが大事です。