なんと、食事を改善することで腰痛を予防することもできるというのです。
あくまで予防ですので改善ではないことにご注意ください。
それでは腰痛予防におすすめの食材についてご紹介します。
目次
1.腰痛予防におすすめの栄養素とその食材
腰痛予防を期待できる食事として、まず骨をしっかり作るためにタンパク質とカルシウム、さらにマグネシウム・リンなどのミネラル類をバランスよく摂ることが大切です。
1-1カルシウム
〈多く含まれる食べ物〉
牛乳・ヨーグルト・チーズ・干し海老・ししゃも・いわし・大豆製品・緑黄色野菜など
〈一口メモ〉
動物性のカルシウムはカラダにとり込まれやすいのですが、カロリーや脂質が高いことも。野菜からカルシウムを摂るときはレモンやぽん酢、お酢などクエン酸を含むものと一緒に食べると吸収率が高まります。
また魚からカルシウムを摂る時は、内臓に含まれるビタミンDがカルシウムの吸収を後押ししてくれます。
乾燥のかたくちいわしを酢の物に混ぜてもいいです。
1-2.マグネシウム
〈多く含まれる食べ物〉
かつおやいわしなどの魚介類・海藻類・野菜・豆乳・納豆などの豆類・アーモンドやごまなどの種実類など
〈一口メモ〉
玄米も白米に比べて3倍も多くマグネシウムを含んでいます。
主食を雑穀やライ麦パンなど精度の低い穀類を利用すると、マグネシウムを無理なく摂ることができます。
1-3.ビタミンE
〈多く含まれる食べ物〉
かぼちゃなどの緑黄色野菜・サーモン・ハマチ・アーモンド・ピーナッツ・ひまわり油・綿実油など
〈一口メモ〉
筋肉の周りの血流を良くしてくれます。
ビタミンEは油に溶ける性質があるので、炒め物にすると吸収率が上がります。
1-4.リン
体内のリンの8割がカルシウムとくっついてリン酸カルシウムという形で骨や歯の成分になっており、リンとカルシウムのバランスが崩れると、骨がもろくなってしまいます。
リンはカップラーメンなどの加工食品や清涼飲料水に多く含まれているので、これらの摂りすぎにはご注意を。
2.まとめ
最後に、食事も大切ですが、普段からの運動も大切です。
腰痛を予防するには筋肉を柔軟に保つことが必要です。
入浴で血行をよくしたら、ストレッチや体操で筋肉を柔らかくして腰痛予防を心がけましょう。