筋トレ

筋肉痛を回復させたいなら

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なぜか疲れが取れない、トレーニングをして筋肉痛の回復が遅い、風邪をひきやすくなった。

このように、コンディションが良くないときはありませんか?

もしかしたら、「グルタミン」が足りていないかもしれません!

目次

1.グルタミンとは

グルタミンは元々身体の中で合成され、筋肉中の遊離アミノ酸の約60%を占めている、とても大切なアミノ酸です。

主に、

●筋肉のたんぱく質の合成促進

●胃や小腸などの消化器の機能維持、構造を保つための主要なエネルギー源になる

●病気や傷の治癒促進

などの大きな役割を果たします。

激しい運動やウェイトトレーニング、重労働などをすると、この「グルタミン」が多く喪失され、その結果、風邪や免疫力が下がるなどの症状が起こりやすくなります。

特に、日常生活での無理のしすぎなどで身体がストレス状態になると、体内での「グルタミン」の合成が追い付かず、結果として筋肉から喪失することとなってしまいます。

つまり、ウェイトトレーニングで筋肉を使うことも身体にとっては大きなストレスになりますので、疲れやすい状況にあるということなのです。

グルタミンに着目した英国・オックスフォード大学の研究グループが、マラソンランナーにこのグルタミンを飲ませたところ、身体の免疫力機能が正常化、感染率が大幅に低下したという結果を報告しています。

今現在、トレーニング直後や寝る前、朝起きたてにグルタミンを飲む人たちが増えてきているのが現状です。

グルタミンをサプリや食事から取り入れてあげるのは、次の日のコンディションを作ります。

2.グルタミンは何から摂れるのか

グルタミンは、調理などで熱を加えたり、お酢や醤油などの強いものを加えたりすると変形してしまいますので、食事からグルタミンが摂れたとしても、約20~30%と言われています。

したがって食事からは、なるべく積極的にグルタミンが入っている食材を取り入れるようにしていきましょう。

以下は、グルタミンを多く含む食材です。

・かつお(削り節)

・高野豆腐

・きな粉

・だいず

・ナチュラルチーズ(チェダー)

・アーモンド

・カシューナッツ

・ごま

・たらこ

・鶏胸肉

・まぐろの赤身

3.おわりに

よくボディメイクをしていると今日の食事が明日の身体をつくるという言葉をよく耳にしますが、まさにその通りです。

身体にどのように栄養を入れてあげるか、何を積極的に取り入れてあげるかを意識してあげるとより良いコンディションで明日を迎えられるのではないかと思います。

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