楓整骨院blog

ふくらはぎが第2の心臓

テレビで健康番組なんかを見ていると、たまにこんな特集をやってることがあります。

ふくらはぎが第2の心臓?

一体どうゆう事なのか。

ここで詳しく解説していきます。

 

目次

1.心臓とは

身体の血液は、心臓のポンプ作用によって全身を循環しています。

血液に乗って栄養や酸素が運ばれていくので、心臓が止まると死んでしまいます。

基本的には、心臓のポンプ作用で全身の血液を動かしているのですが、

長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしは、重力がずっとかかっているので血液が下の方に溜まっていってしまいます。

心臓1つで足先の血液を心臓まで押し戻してくるってのは、やっぱちょっときつそうですよね(;^ω^)

そこでサポートのなるのがふくらはぎの筋肉です。

ふくらはぎの筋肉を収縮させることにより、筋肉のポンプ機能で血液を上に押し戻してくれます。

なので、ふくらはぎの筋肉が第二の心臓と呼ばれ、とても重要な役割を果たしているのです。

 

2.むくみについて

ここまで理解出来たら、むくみについても理解していきましょう。

むくみとは、下半身に溜まって上に戻ることのできない血液が、行き場を失って血管の外に溢れ出し、細胞の隙間に流れ込んだ状態です。

ん~、理論で行くとイメージしにくいですね(;^ω^)

つまり、むくんでいる状態というのは血液の循環がちゃんと出来ていないということ。

第二の心臓が機能していないという事です。

むくみが筋肉量の少ない女性に多いのもこれで納得がいくかと思います。

ちなみに、疲労物質も血液が流してくれるので、血流が滞ってむくんでる人は同時にだるさも感じているかと思います。

 

3.改善方法

では、どうすればいいのか。

答えは二つあります。

 

3-1.筋肉のポンプ作用を最大限活用しましょう。

座ってる人はこまめに足先を上げたり下げたりという運動をするといいです。

もし、ばれないように出来るのであれば貧乏ゆすりも効果的です。

見た目は悪いんですがね(;^ω^)

注意:貧乏ゆすりをしている人を責めないでください!笑

立ちっぱなしの人は背伸びを繰り返してあげたり、屈伸運動などを時々入れてあげてください。

行き帰りは少し長めに歩くのもいいかもしれません。

どんなことにも言えるんですが、やはり運動不足は良くないですね。

 

3-2.圧迫してあげるということ。

ふくらはぎを圧迫してくれるソックスは、女性なら履いてる方も多いかもしれません。

圧迫してあげるとホースの先をつまんだ状態になるので、血流に勢いがつき効率よく血液の循環が出来ます。

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4.エコノミー症候群

それではもう一つ、大事な病気のお話。

エコノミー症候群という病気を皆さんご存知でしょうか。

飛行機のエコノミークラスで、長時間身動きが取れず同じ姿勢でいることによって起きる病気です。

長時間の座りっぱなしは血液が下半身に溜まります。

ちなみに、血液に凝固作用があるのはなんとなく皆さん知っていますか?

つまり、血液って固まるんです。

固まらないと傷口から延々と流れて行ってしまうので、傷口を血液で固めることによって塞いでいってるんです。

下半身に溜まって滞っている血液は次第に固まり始めます。

固まった血液にまた血液が付着し、雪だるま式に大きくなっていきます。

と言っても目に見える物体なんかよりももっともっと小さいレベルでの話です。

そして飛行機から降りて、ふくらはぎのポンプ作用が発動した瞬間、血液とともに血液の塊も一緒に流れていきます。

足の血管はそこそこ太いので、そのまま通過していき心臓付近で細い血管に入って血管を詰まらせ、最悪の場合は死に至ります。

心臓で詰まるので心筋梗塞という事になります。

結論、血流って大事。

正直、ほとんどの症状は血流を良くすることで治ります。

酒が百薬の長なのはそうゆうことです。

 

5.まとめ

大事なことはふくらはぎのポンプ作用を常に働かせること。

そして、男性も女性も圧迫ソックスで循環しやすい環境を作ってあげること。

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