楓整骨院blog

東洋医学的な腱鞘炎

主に手に現れる腱鞘炎という症状。

これは使い過ぎで起こるパターンがほとんどです。

いろんな状況が考えられますが、まず、大前提として使い過ぎていれば筋肉や関節に痛みが出て当然です。

まずは休むこと(使わないようにする)が最優先です。

 

目次

1.東洋医学的な腱鞘炎

休んでもなかなか治らなかったり、特に思い当たる原因が無い時は東洋医学的には、「肝」が問題になっていることが多いです。

東洋医学的な「肝」は、「筋をつかさどる」と言われていて、筋腱の問題は「肝」が関係すると言われています。

現代医学っぽく言うと、肝臓は血液の質をコントロールしている場所です。

肝臓で血液中の成分をいろいろと合成しています。

肝臓の機能が低下すると、血液の質が落ちてしまい、血液をたくさん使うところに不具合が出てきます。

筋肉は血液を大量に使いますので、筋肉に何がしかの症状が出やすくなります。

多いのは足がつることですが、筋腱にトラブルが出たり、回復が遅くなるのも同じような原因です。

また、「肝」の状態を悪くしている他の部分も確認が必要です。

たとえば、「心」の機能が今一つで、血行が悪くなっていても同じようなことが起きてしまうので、そういう部分もチェックして治療に使ってゆきます。

主にストレスです。

ストレスコントロールも腱鞘炎の治療に大きな影響をもたらします。

ちなみに、明らかに関節や靭帯が炎症を起こしているときは、使わないことが一番ですが、どうしようもない状況や箇所では、痛み止めや消炎効果のあるシップを使いましょう。

 

2.まとめ

大事なことは安静と冷却です。

ストレッチもできる範囲で少しづつやると効果的です。

炎症ひどい場合は、2週間くらいかかるかと思いますが、安静を保たなければいつまで経っても治癒しません。

関節やその付近の違和感や痛みは、長引くと結構つらいですし、なかなかうまく治ってゆかないこともあります。

違和感や痛みが出ているところ以外の問題が絡んでいることもありますので、東洋医学的な治療も考えてみるのも一つの方法だと思いますよ。

モバイルバージョンを終了