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認知症を防ぐ水を飲む習慣

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目次

1.老化とは身体から水分が失われていく事

身体の60%は水分で出来ているというのは皆さん聞いたことあるかもしれません。

本当のところは、生まれたばかりの赤ちゃんは80%が水分で、成人になるにつれて60%になり、高齢者は50%ともいわれています。

つまり、老化していくと身体から水分が失われていく、ということです。

脳では成人の場合、80%が水分と言われており、これもまた老化によって失われていきます。

ほんのわずかでも水分の量が減ると、脳は正常に働けなくなり、1%の減少によって意識レベルが低下し、思考力や記憶力が落ちるという研究結果もあります。

そうすると、何かやろうという意欲も失われ行動が減ります。

家でじーっとしている時間が長くなり、脳の働きはより低下して認知症になってしまいます。

認知症は傾眠傾向・夜間覚醒という昼夜逆転になる症状があり、日中はウトウトし、夜になると覚醒します。

夜中に大声で家族を呼んだりすることもしばしばみられ、介護疲れも問題となっています。

しかし驚いたことに、こうした昼夜逆転現象も、水を飲むことでほぼ100%解消できるというのです。

就寝前に一杯の水を飲むことで脳が落ち着き、入眠しやすくなります。

できればアルカリ性のミネラル分の少ない軟水がいいでしょう。

硬水は胃腸に負担をかけやすいためです。

 

2.認知症を防ぐ一杯の水

一日にどのくらいの量の水を飲んだらいいのでしょう。

外気温や汗のかき方にもよりますが、だいたい2リットルくらいと言われています。

2リットルのペットボトルを毎日飲むんですから結構な量ですよね。

しかし、いっぺんに取るのは良くありません。

のどの渇きが来る前にこまめに飲むようにするのがベストです、

人間は2%の水分が減るとのどの渇きを感じます。

しかし3%の水分が減ると今度はのどの渇きを感じなくなるんです。

6%まで減ると脱水症状となり、10%失われると命の危機的状況に陥り、20%失うと死に至ります。

特に夏は熱中症を重症化させてしまう高齢者の方が多く、そのほとんどが水分補給をしない為に起きています。

熱中症は室内の方が起きやすく、のどの渇きが来たらすぐに飲むようにしなくてはいけませんが、その前にこまめに水分補給をすることが大切です。

 

3.朝と夜のルーティーンを作る

まずは起床後一杯の水を飲みます。

睡眠中は多い時で1リットルもの水分が失われることがあるからです。

そのため起きた時は身体がカラカラで、血液はドロドロ状態です。

起床時のぼーっとしてしまう現象は、脳が水分不足で意識レベルが落ちているからです。

まずはコップ一杯の水を飲んで、朝の目覚めを良くしましょう。

一方、日中はこまめに取るようにしてください

水を一度にたくさん飲んでも腸は上手く吸収できません。

吸収されない水は大腸まですすみ、下痢を起こしてしまいます。

結果として水分不足に陥ります。

日中の水分補給はこまめに少しずつ。

夜は前述したように就寝前にコップ一杯の水を飲んで寝ましょう。

 

4.まとめ

身体の健康においても、脳の健康においても水を取ることは基本中の基本で必ず必要なものです。

熱中症や認知症を防ぐためにも家族で水分補給を習慣にしていきましょう、。

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