目次
1.初動負荷トレーニングとは
神経と筋の協調性や相互作用を高めて、しなやかな動作を獲得するトレーニング。
難しい(;’∀’)
つまり、トレーニングの初動だけを小さくいっぱい繰り返すことによって、その筋肉を動かす神経系の強化をしよう、ということ。
2.脳と筋肉の関係
脳からでた電気信号が、神経を通って筋肉に伝わり筋肉が動きます。
脳から出た電気信号通りに筋肉を動かすには、筋肉に伝える神経の数を増やす必要があります。
神経の数が増えればそれだけ細かく筋肉に指示を出せて、思い通りの動きを実現できるんです。
これが上手な人の事を運動神経が良いと呼んでいます。
やったことのない動きに対する筋肉には、それに対応する神経が少ないので動かしにくいんです。
神経を増やすには反復練習が必要です。
毎日繰り返していることって目をつぶっても出来ますよね?
そうすればその動きをさらに発展させていく事も容易になり、パフォーマンスの向上につながるんです。
なので、初動負荷トレーニングとは筋力トレーニングではなくて、神経系の強化をして、その動きに対するしなやかな動きを実現させるためのトレーニングなんです。
その際、初動だけを小さく繰り返すので身体への負担が少なく、高齢者のトレーニング等にも活用されています。
高齢者の方も身体への負担がなく、日常生活をスムーズに出来るようになるトレーニングなんです。
アスリートから高齢者まで、皆さん取り入れることを推奨します。
ここからは僕なりの解析をいれて健康に繋げていく知識を紹介していきます。
3.パフォーマンスの8割は初動で決まる
初動負荷トレーニングとは少し考え方が違うんですが、なにかパフォーマンスを発揮するのにも初動で8割決まります。
高くジャンプしようとする時、地面から足が離れてからいくら力入れても高さは変わらないですよね。
ヨッシーじゃないんだから(;^ω^)
つまり、しゃがんで伸び上がろとするその瞬間に全力を出せばそのあとは力がいらないんです。
初動負荷トレーニングではそれも上手く利用して初動だけで筋力をつけれるようになっているんじゃないかと思います。
4.運動効果も初動で決まる
次に、健康の為にランニングやウォーキングを始めようとしている方。
最初から30分走ろうとか1時間歩こうと思うとなかなか始められないし、はじめてもすぐにやめてしまいます。
しかし、運動を始めて最初にじわっとかく汗が一番運動の効果が高い瞬間なんです。
これも初動負荷トレーニングとは考え方は違うんですが、運動にしても最初の10分がとても大事で、むしろ短い時間でも毎日やることの方が大事です。
5.まとめ
このように運動は最初が大事です。
辛い負荷、長いトレーニング時間はなかなか続けるのに根気がいります。
しかし、最初が大事という事を軸に運動を進めれば軽い負荷で短い時間の運動で十分なんです。
継続して健康な身体を手に入れましょう。