腰痛には骨格の歪みから来る痛みと筋肉の疲労によりコリ固まったことによって起きる痛みがあります。
筋肉のコリも骨格の歪みから来ることが多く、ほとんどの腰痛は骨格の歪み、もっと言えば骨盤の歪みからきています。
稀に骨格を調整しても改善しない腰痛があり、整形に受診していただくとヘルニアや圧迫骨折などを起こしていることがあります。
まとめると、腰痛は骨格の歪みやヘルニア、骨折など腰周辺に異常な状態が起きており、物理的に痛みを引き起こしているという事です。
しかし、人間の生態というのは本当に不思議なもので、物理的な異常がほとんどない状態で痛みを感じている人がいます。
それがもしかしたら心因性の痛みかもしれないんです。
目次
1.仕事によるストレス
腰痛をはじめとする身体の痛みはほとんどが仕事によって引き起こされています。
特に身体を使う仕事を女性がされてる場合は身体への負担が多く、整骨院で治療をしていても日々の負担の方が大きくなかなか治っていきません。
身体を使わない人でも仕事で感じているストレスが腰痛や肩こりを引き起こしていることがあります。
また長時間の同じ姿勢は筋肉の動きが制限され血流が悪くなるので、これもやはり身体の痛みにつながります。
2.原因不明の腰痛はうつ病の予兆
ストレスがひどくなるとうつ病にかかってしまう事があります。
腰痛の中にはうつ病から来るものが意外とあります。
中には頭痛や肩こりなど、多岐にわたる症状が出ることもあり、精神的なストレスなどが原因で自律神経や内分泌系に異常をきたし、ズキズキとうずくような痛みが出ることがあります。
その心因性の痛みの中で一番表れやすいのが腰痛というわけです。
最近では65歳以上の高齢者がかかる老人性うつも話題になっています。
定年退職やそれに伴う生活リズムの変化、子供の独立など、環境の変化によるストレスが大きな原因のようです。
心因性のものが腰痛を引き起こすなんて簡単には信じがたいんですが、胃がんや腎臓の病気で腰痛が起きることはすでに分かっています。
今はまだ科学的に何が起きているのかわかっていなくても近い未来因果関係委がしっかりして証明されるかもしれません。
3.まとめ
腰痛は整形外科や整骨院などを受診されると思います。
ほとんどの腰痛はそこで治るんですが、なかなか治っていかない腰痛は今の生活環境を見直すきっかけを与えてくれているのかもしれません。
仕事の環境、加えて内科や心療内科などの受診も検討してみて下さい。