楓整骨院blog

~健康な身体の為に、知識を入れれば意識が変わる~

スポーツ

ウォーキングは時間帯で効果が変わる

投稿日:2020年5月11日 更新日:

健康の為に運動は欠かせません。

その中でもウォーキングや水泳は身体への負担が少なく、高齢の方も取り組めます。

朝のウォーキングは気持ちが良くてやっている方も多いと思いますが、時間帯によって身体への効果が違ってくるんです。

夜の散歩は夜の散歩で効果があるんです。

 

目次

1.ウォーキングの基礎知識

ウォーキングは20分くらいを目安に歩きましょう。

あまり長く歩いても身体への負担が大きくなるだけで運動の効果は期待できません。

長くても1時間以内に収めるのがいいかと思います。

そして食前に運動するほうが効果は高いです。

空腹状態での運動はエネルギーを脂肪から抽出します。

脂肪の燃焼が進みますし、血中に残っている糖の回収も進みます。

代謝が進んだ状態で食事を取ると効率よく吸収することが出来ます。

その際、急激な血糖値の上昇を抑えるため炭水化物の量や、サラダから食べるなどの工夫が必要です。

空腹状態からいきなり糖を大量に摂ると血糖値が急上昇し糖尿病や血管を傷つけることにつながります。

ウォーキング中は姿勢よく少し早めに歩くとよりカロリーを消費して効率よく運動の効果を得ることが出来ます。

ケガの無いように無理なく進めていきましょう。

 

2.時間帯によっての効果

2-1

朝のウォーキングはダイエットに適しています。

起床後は血糖値が下がっているので脂肪が燃焼しやすい状態になっています。

また、朝は体温が低いのでウォーキングをして効率よく体温の上昇を促し、基礎代謝をアップさせることが出来ます。

太陽の光を浴びてビタミンDの分泌を促し、幸せホルモンのセロトニンの分泌も高めることが出来ます。

 

2-2

昼は体温が高く運動しやすい身体の状態が整っています。

昼休みにウォーキングをすることはデスクワークで固まった筋肉をほぐしたり、血流の改善効果が期待できます。

身体とともに心もリフレッシュ出来て午後からの仕事の効率が上がることも期待できます。

 

2-3

夜のウォーキングは成長ホルモンの分泌を促す効果があります。

成長期の子供に大切なイメージのある成長ホルモンですが大人にもすごく大事なホルモンなんです。

成長ホルモンは筋肉の修復や代謝促進などの効果があり大人でも体作りに役立ちます。

夜だと時間に追われる心配もないので自分のペースで習慣化しやすいというメリットもあります。

ただ、運動は交感神経優位になるので、就寝時間の3時間以上前に済ませておかないと眠りにつきにくくなる可能性があります。

通勤通学の時間を活用しましょう。

 

3.まとめ

それぞれの生活リズムや運動の目的に合わせてウォーキングを取り入れてみてください。

運動不足は健康の最大の敵です。

歩くことから始めましょう。

-スポーツ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

筋トレが身体と精神に与えるメリット

筋トレと聞くと、「男の人が強くなる為にするもの」だとか、「スポーツ選手が身体能力を高めるための」とか、「女性がきれいに痩せるため」と思っている人が一般的ではないでしょうか。 しかし、筋トレの効果を深掘 …

運動連鎖で腰痛予防

運動連鎖とは、一つの関節を動かすのに二つ以上の関節が関係しているということ。   目次 1.腰痛 腰の運動には股関節の動きが大きく関わっています。 腰が痛い人でも腰に原因があるとは限らず、股関節の動き …

ゼロトレが効果的な理由

皆さん、最近ゼロトレという言葉をどこかで聞いたことはありますか? もし聞いたことはあっても、そもそもゼロトレってなに?効果あるの? と思っている方も多いんではないでしょうか。 今回はそんなゼロトレが本 …

クリエイティブ思考はウォーキングで磨かれる

「なぜかぼーっとしてしまう」「集中力が続かない」という仕事のパフォーマンスの低下は、身体に残った疲れが原因です。 疲れた状態では脳を働かせるクリエイティブな仕事が出来ません。 トップアスリートのトレー …

ふくらはぎが第2の心臓

テレビで健康番組なんかを見ていると、たまにこんな特集をやってることがあります。 ふくらはぎが第2の心臓? 一体どうゆう事なのか。 ここで詳しく解説していきます。   目次 1.心臓とは 身体の血液は、 …