山の上からの景色、川のせせらぎ、森林の空気は心が安らぐ気がします。
仕事へのやる気につながる人や、嫌なことを忘れることが出来る人もいるかと思います。
なんとなく自然は自分を癒してくれる気がしている人も多いと思うんですが
実際はどうなんでしょう?
思い込みなのか、科学的に証明されているのか。
今回はうつ病をはじめとする精神疾患や生活習慣病にまで効果を発揮するかもしれない自然のお話です。
自然に行くと身体にどうゆう反応が起きているのか解説していきたいと思います。
目次
1.思い込み
自然に行くとリラックスできるのは、思い込みの力です。
自然に行くと安らぐ、癒される、そんな事を見たり聞いたりした経験は数えきれないと思います。
例えば、リンゴが目の前にあった時、リンゴが目の前にあるな。という感想だけで終わることはありません。
このリンゴは甘そうだな、他より赤いな、大きいな、小さいな、など。
見ただけでよだれが出てしまう人もいるかもしれません。
リンゴを見ただけなのに、今までの知識や経験が勝手に情報を加えてしまっているんです。
一説によると自然もそのような効果があるかもしれません。
自然に行くと安らぐ、癒される、という事を今まで幾度となく聞いてきたおかげで、自然を目の前にした瞬間に自分の中でここは安らぐ場所なんだとか、自分はここで癒されるんだという情報を乗っけているという事なんです。
実際リンゴをみてよだれがでたように、その頭に浮かんできた情報が身体を癒してくれることに繋がります。
そうゆう思い込みの力が人間にはあるんです。
しかし、それだけではなんか納得できない部分の方が多いと思います。
ここからはかなり難しい話になりますが、科学的に証明されている話です。
2.プラスイオン
地球には原子というものが存在します。
原子は陽子と電子をまとっています。
陽子はプラスの電気を、電子はマイナスの電気を帯びていて、プラスマイナスでバランスがとれています。
しかし、排気ガス、環境汚染、ダイオキシン、農薬、電磁波などがバランスの取れた原子からマイナスだけを引きはがしプラスの原子を作ってしまいます。
プラスの原子が合体して出来たプラスの分子がプラスイオンです。
現代社会はプラスイオンが多くなりそれが身体に悪影響をもたらします。
例えば、身体の老化や病気の原因となっている活性酸素。
人間が吸った酸素が身体の中で化学反応が起きマイナスの電子が外されたものが活性酸素です。
つまり、活性酸素とはプラスイオンなんです。
都会で生活していると自分の周りにはプラスイオンがあふれています。
人間の身体は影響を受け、病気や精神疾患になってしまいます。
そこで自然が効果を発揮するんです。
3.マイナスイオン
皆さんも聞いたことのあるマイナスイオン。
元々地球にはプラスイオン1に対してマイナスイオン1.2という法則があります。
マイナスイオンの方が多いんです。
自然界では都会と違い自然の法則が崩されていないのでマイナスイオンが多くなります。
ちなみに、マイナスイオンがどうやって発生するのか。
皆さんが知っているところでいけば滝です。
水が岩にたたきつけられた瞬間、陽子と電子は分解されます。
しかし、自然界にはマイナスイオンが多いので、プラスの電気はすぐにマイナスとくっついて、マイナスだけが余ることになります。
そうして空気中にはマイナスイオンが漂う事になります。
4.プラスマイナスゼロ
都会で過ごしているとプラスイオンが身体に溜まり、それが病気の原因になるといいました。
なので、自然に触れると、マイナスイオンが体内のプラスイオンと結合してゼロにしてくれるので身体が健康になっていくんです。
疲れがとれたり、ストレスが緩和されたり、これは実際に身体で起きてる反応だったということです。
5.まとめ
思い込みの話や科学的な根拠から自然に行くことがとても大事なことだと伝わったと思います。
生活習慣病やうつ病の改善・予防に役立つかもしれません。