目次
1.一番怖いのは慣れ
日本人の国民病ともいえる腰痛、お悩みの方も多いと思います。
ひとことで腰痛といっても痛む場所や痛みの程度は人それぞれ。
腰が痛いとそのことばかり気になってしまいます。
でも痛みよりもっとつらいのは、痛みの二次的症状ともいえる慣れです。
痛いことになれてしまって、原因が取り除かれても脳が勘違いしたまま痛いと感じている状態です。
もう治らないとあきらめてしまっていると、腰痛が原因でネガティブ思考に陥ってしまい、腰痛がきっかけで精神まで蝕まれてしまいます。
痛みと共に生活することほどつらいことはありません。
2.そもそもなんで腰が痛くなるのか
整形外科でレントゲンを撮っても80%の患者さんは骨に異常が認められないそうです。
もしくは、レントゲンでは歪みまでは確認できないのかも。
骨に異常がないという事は、筋肉に原因があると考えます。
筋肉の異常は切り傷と同じで自然に修復されていくものなので、病院では湿布や痛み止めの薬を貰って様子を見ることが多いと思います。
しかし、その原因は歪みにあるのであれば、腰痛は治らないし、再発してしまいます。
そのうちに、自分の腰痛は治らないんだと思い、諦めてしまいます。
悪い姿勢で長時間過ごしたりすると骨盤は歪みます。
骨盤が歪むとその周辺の筋肉は硬くなり、血流が悪くなり、疲労物質もその部位に蓄積されるので徐々に痛みとして感じるようになってきます。
その状態が続くと筋肉はどんどん硬くなり筋硬結というコリができます。
3.腰の痛みを改善するには
筋肉にフォーカスするんではなく、歪みにフォーカスして治療をすると腰痛が楽になることが多いです。
しかし、多くの方は痛みがなくなったことに満足して今まで通りの悪い姿勢や激しい運動を繰り返します。すると腰の痛みが元居た場所へと帰ってきます。
これが再発です。
4.なぜ腰痛は再発するの?
血流が改善され硬くなった筋肉がほぐれると、骨格のゆがみが整って痛みが軽くなります。
再発する人の多くは痛みが消えたことに満足してしまいます。
自分がなぜ腰痛になったのか?どんなクセが原因になっていたのか?
どんな体の使い方をすればいいのか?
など原因とその解決策を本当の意味で理解していないからです。
もっと自分の体に関心を持ち、腰痛を引き起こした原因をしっかり理解する必要があります。
仕事や生活習慣は人それぞれ異なります。
病院や治療院の先生に「治してもらう」だけの一方的な治療でなく、しっかりその原因を聞き知識を付けていくことが、腰痛を再発させないために大切なことです。