腰痛

ぎっくり腰を長引かせない方法

投稿日:

腰痛解消コース」初回お試しキャンペーン!!|小岩駅徒歩4分!肩こり・後遺症・骨盤矯正はこいわ整骨院

魔女の一撃といわれる激しい痛みをもたらすぎっくり腰ですが、ぎっくり腰になったら、しばらく安静にするということがこれまでの常識とされてきました。

ところが、複数の研究で、過度の安静は治りを悪くすることが明らかになっています。

とくに4日以上、ベッドで安静にしているとかえって腰痛が長引いたり、再発しやすくなったりすることがわかってきているのです。

目次

1.ぎっくり腰を治すには動くことが大切

ぎっくり腰を発症した後、3カ月以上痛みが続いた人の割合を調べたところ、安静を指示された人では3割でしたが、動くことを指示された人ではなんとゼロという結果でした。

さらにその後、腰痛が再発した率は安静を指示された人では5割以上に上ってしまいましたが、動くことを指示された人では2割にとどまりました。

ぎっくり腰を早く治し、再発をくり返さないためには過度の安静は禁物であり、不安がらずに無理のない範囲で動くことが大切なのです。

現在では西洋諸国の多くの腰痛診断のガイドラインで、「ベッドでの過度な安静は指示すべきではない」といった内容が記載されており、日本でも痛みに応じて活動性を維持することが推奨されているそうです。

2.ぎっくり腰の対処法・急性期

Lrvel1

うつぶせになり、3~5分深呼吸する(腰からおしり、足にかけて痛みが響いたら中止)

Lrvel2

クッションを胸の下にあて、3分深呼吸する

徐々に良くなってきたら、3日目以降はそらす負荷を少しずつ上げていき、ひじを伸ばして腕立て伏せができるポジションを目標に、背中をそらしていきましょう。

Lrvel3

上体を起こし、深呼吸しながら背中をさらにそらし、元に戻るのを10回繰り返す

Lrvel4

さらに腕立てふせをするポジションまで上体を起こし、深呼吸しながら背中をそらし、元に戻るのを10回くり返す

ぎっくり腰の急性期にはこのような対処をし、その後は、無理のない範囲で動くように心がけてください。

-腰痛

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

腰痛の原因とメカニズム

腰痛は80%の人が人生で一度は経験すると言われているそうです。 目次 1.腰痛のメカニズム 一般的に背骨と呼ばれる脊椎は、椎骨という小さな骨が縦に連なってできています。 そのうちの腰の部分は、お腹側に …

腰痛を再発しないための正しい知識

目次 1.一番怖いのは慣れ 日本人の国民病ともいえる腰痛、お悩みの方も多いと思います。 ひとことで腰痛といっても痛む場所や痛みの程度は人それぞれ。 腰が痛いとそのことばかり気になってしまいます。 でも …

小指の反射区を刺激する腰痛改善メソッド

スマホをいじるのも、パソコン作業も、腕を前に出してうつむき姿勢になります。 これによって人は肩が内旋している「巻き肩」がクセになっています。 そして、この「巻き肩」は姿勢が悪くなり猫背になる、腰痛を引 …

腰痛と睡眠

腰が痛い、身体がだるい、疲れが取れない。身体に関する様々な悩みがあるかと思います。 いろんな原因があり、特定する事は出来ませんが、睡眠不足や睡眠の質の悪さがそれらの症状を引き出している可能性は大いにあ …

キレイな背骨のS字ラインの為に

まず、背骨は緩く湾曲していて横から見るとS字になっています。 このS字が衝撃を吸収してくれるおかげで、身体や脳へのダメージから守ってくれています。 しかし、そのS字の湾曲が大きくなり過ぎることによって …