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温湿布、それとも冷湿布?そしてロキソニンテープ

投稿日:2020年5月14日 更新日:

患者さんから寝違えた時は冷やした方がいいの?温めたほうがいいの?と聞かれることがあります。

腰痛の時は?捻挫の時は?

 

1.冷湿布

答えは全て冷湿布です。

原因や症状はどうあれ、痛くなってすぐは炎症が起きています。

まずはその炎症を悪化させないために冷湿布を張るのが原則です。

捻挫のようなあきらかな怪我は炎症が起きているのがイメージしやすいと思います。

しかし、肩こり腰痛、寝違えでもやはり痛いところには炎症が起きているんです。

炎症自体は悪いものではなく身体を治す過程で起きる現象なので完全に抑える必要はないんですが、炎症が起きてるところは活性酸素が発生し、さらに炎症を大きくしていきます。

炎症が起き、活性酸素が出て、さらに炎症が出て、活性酸素がでる、という悪循環に陥ります。

なので、痛くなり始めた初期は寝違えであろうと、腰痛であろうと、怪我であろうと冷やすのが正解になります。

そして冷湿布には抗炎症のほかに鎮痛作用が含まれています。

その名の通り痛みを抑えてくれる成分です。

初期は安静が絶対なんですが、少し時間が経ち鎮痛作用を利用して痛みが引いてきたらすこし動かしてあげたほうが治りが早いです。

動かしてあげると骨格の歪みの調整や血流の促進につながるからです。

なので、初期は抗炎症と鎮痛の冷湿布ということになります。

 

2.温湿布

温湿布のほとんどは自ら熱くなりません。

唐辛子のような成分で肌に炎症を起こさせ血流を促進しているんです。

血流が良くなると硬くなった筋肉がほぐれ効果がありそうな気もしますが、炎症が起きている段階では逆効果ということになります。

そもそも、温湿布での血流の改善はその場しのぎにすぎません。

根本的な治癒をするためには硬くなった筋肉を動かしてあげたり、ストレッチで柔軟性を高めてあげることが必要です。

そうすることで血流が良くなり筋肉はほぐれて痛みが改善していきます。

首の寝違えにしても原因は骨盤からきていることもあります。

仮に首だけを温めても根本的な解決になりません。

どちらかと言えば長めの入浴で全身を温めてあげたほうが痛みの改善につながります。

 

3.まとめ

痛みがある時は冷湿布です。

原因、症状どうであれまずは冷やすのが鉄則です。

そして、炎症や痛みが引いてきたらいつも通り動かしてあげましょう。

血流を促してあげて治癒能力が高まると治りも早いです。

全身のバランスの崩れから腰や首に痛みが出ている可能性もあるので、根本的な治癒には運動やストレッチも必要です。

整骨院等の医療機関を活用することも視野に入れましょう。

そして、血流を促すために温湿布を使う事はあまりおすすめしません。

初期段階では炎症を強めて逆効果ですし、部分的に温めても全身の調整がないと根本的な解決にならないからです。

それ自体が温かくならない温湿布の成分は皮膚にも負担を掛けます。

炎症や症状が落ち着いてきたら入浴やそれ自体が温かくなるもので身体を温めてあげる方がいいです。

 

最後にロキソニンテープですが、これは鎮痛作用に特化しています。

抗炎症剤も含まれているのでほぼ冷湿布と同じです。

ひんやり感は少し抑えられている印象ですね。

腫れるほどの炎症が起きている場合でなければロキソニンテープは最適です。

やはり痛い時間が続くのは苦痛です。

鎮痛作用の強いロキソニンテープで少しでも早く痛みが治まればその後の回復も早くなります。

 

いかがでしたでしょうか。

なにはともあれまずは冷やす。

これ鉄則です。

-肩痛, 腰痛

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