胎児にいいビタミンとして葉酸というものがあります。
簡単に説明しますと、葉酸というビタミンはDNAの生成をサポートしてくれます。
胎児が受精卵から細胞分裂していく過程で、DNAの生成のサポートは重要な役割を果たします。
胎児が最初に作るのは脳や心臓といった重要な臓器からつくるので、その時にサポートがないと、神経管閉鎖障害などを引き起こすリスクが高くなります。
しかし、胎児が脳や心臓を作っている初期段階ではお母さんは妊娠にまだ気づいていなことの方が多いです。
なので、妊娠がわかってから葉酸を取るより、妊娠しそうな状況になったら取る、もしくは常時葉酸を摂るように意識しておくことが大切です。
女性は常に意識しておいた方がいい葉酸という成分なんですが、男性も取った方がいいことが分かりました。
男性の為の葉酸
不妊治療に取り組んでいる人は50万人をこえています。
女性に原因があることもあれば男性に原因があることもあるんです。
男性の精子が弱っていると妊娠が起こりにくく、女性がいくら不妊治療をしても解決されません。
男性の精子が弱る原因は日常生活にあります。
ストレス、肥満、たばこ、酒、運動不足などです。
そういった生活習慣の乱れや食生活の乱れは身体に活性酸素というものを溜まらせていきます。
活性酸素は老化や病気の原因になっているんですが、それが精子の能力を下げていたんです。
ニュージーランドの大学での研究では
抗酸化のサプリメントを摂取したカップルは4倍も妊娠の確立が上がったというデータがあります。
サプリメントの摂取により精子の性能が13倍も向上し、濃度も6倍になりました。
不妊治療には男性も抗酸化に取り組み精子の性能を上げていく必要があります。
その抗酸化のサプリメントに使われたのが葉酸です。
男性も女性も普段から葉酸を摂取することによって子孫繫栄や子供の健康に大きな影響をもたらします。
習慣にして摂るようにしましょう。