最近は24時間やっているジムなどが増え、筋トレをする人も増えてきていると思います。
筋トレ最高です。
免疫力も上がって健康になれます。
運動している人がしばしば運動直後にマッサージを受けに行くことがあります。
健康に関して言えばマッサージを受けようが受けまいが、運動の効果は変わりありません。
問題なのは筋力アップの為にトレーニングしている方、筋肉を大きくしたい方です。
目次
1.そもそも筋肉はなぜ強くなるのか
筋力トレーニング後にしばしばみられる筋肉痛。
これは筋肉の繊維がトレーニングによって切れてしまって炎症が起きてることによって痛みが出ています
炎症が起きてるとこには血液が集まるので、筋肉の素材が集められ再生していきます。
そのとき、30kgの負荷で切れてしまった筋肉は、次は30㎏の負荷に耐えれるよう強くなり再生します。
これが筋力トレーニングの効果です。
2.余談ですが骨もそうです
太ってる人は痩せてる人より骨が太くなります。
人間はかかる負荷によって代謝の際に、その負荷に耐えれるように強く成長してきます。
バスケット選手が大きいのはDNAがほとんどなんですが、小さいころからジャンプをいっぱいすることで、骨に負荷が掛かり成長が促されるという事もあります。
話を筋肉に戻します。
3.運動や筋トレは筋肉に耐久性がついて生まれ変わるために一度壊す過程
では、筋トレによって壊された筋肉に対してマッサージをするとどうでしょう。
壊されて再生をしようとしている筋肉に対してマッサージの負荷を入れることは傷口を大きくしていることになります。
これは外部からの刺激なので防御反応が加わり筋肉が硬くなります。
硬くなってしまった筋肉には血流が滞ってしまうので、材料が効率よく運べず筋トレの効果が薄れてしまいます。
ちなみに、トレーニング後に冷やす行為も一緒です。
血流を止めてしまっています。
あれはプロの選手が過度な負担が掛かり過ぎて、もう怪我に近い損傷を受けているので冷やしているんです。
市民ランナーがランニング後に冷却スプレーをするのは逆効果です。
ちなみに冷却スプレーは筋肉痛の予防にも発揮しません。
そもそも説明してきた通り筋肉痛は起きたほうがいいんですが、筋肉痛を抑えたいなら逆に積極的に血流を促してあげて再生を早めてあげる方がベストです。
4.筋トレの効果についてもう一つ
みなさん超回復という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
筋トレが好きな方には聞きなじみがあるかと思うんですが、筋トレは毎日すれば早く筋力がつくとは限りません。
先ほどの説明の通り、筋肉は一度壊され再生するときに耐久性がつき成長していきます。
筋肉の再生がまだされないうちにまた筋肉を壊しても筋肉は成長しないという事です。
逆に身体を痛める原因にもなります。
5.まとめ
筋トレの後のマッサージはストレッチや軽度な刺激で血流を促してくれるようなものにしましょぅ。
強い刺激のマッサージになればなるほど逆効果だという事を覚えておいてください。
ちなみに、どんな場面のどんな状況においても、強押しのマッサージは防御反応によって筋肉を硬くします。
その瞬間は気持ちがいいし、痛みも取れる気がするんですが、ボクはあまりおススメしませんね(;^ω^)