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運動連鎖で腰痛予防

投稿日:2020年3月13日 更新日:

運動連鎖とは、一つの関節を動かすのに二つ以上の関節が関係しているということ。

 

目次

1.腰痛

腰の運動には股関節の動きが大きく関わっています。

腰が痛い人でも腰に原因があるとは限らず、股関節の動きが悪くなったときに連鎖が起きず、腰にのみ負担が掛かることが腰痛の原因になるという事です。

関節の動きが悪くなる最大の原因は動かさないこと。

スマホのバッテリーって全部使いきってから充電しないとバッテリーの容量が減るっていう噂聞いたことありませんか?

つまり、つかえる範囲をすべて使ってあげないと、使っていない範囲に関しては失われていくってことなんです。

股関節に関しては長時間の座りっぱなしや、和式トイレから洋式トイレになったことが原因で、最大可動域まで動かさなくなったことが原因だと言われています。

なので、そこをしっかり動かして可動域を取り戻すことが重要です。

しかし、股関節を動かさなくなる理由がもう一つあって、それは単純に動かしにくくなっているから。

歩幅も大きく歩いたほうが健康にいいのは間違いないのですが、大きな歩幅で歩くと疲れるし、なにより動かしにくく痛みが出ちゃう可能性があります。

 

2.重要なのが内転筋

ここの筋肉は現代社会においてほとんど使われなくなった筋肉です。

ちなみに膝と膝がくっつかなくてよく女性から相談を受けるのですが、一つはこの内転筋の衰えからくるものです。

必ずしも皆さんがО脚ということではありません。

話はそれましたが、つまり内転筋を鍛えて、股関節を動かしやすい状態にし、歩幅を広げたり、股関節が最大可動域まで動く動作をしてあげると、股関節の動きが良くなり、運動連鎖によって腰への負担を分散出来て腰の痛みも改善できる、という事です。

ちなみに可動域が広がるということは柔軟性が上がるという事です。

柔軟性が上がれば骨格の歪みも改善されたり、代謝があがったり、いい事だらけです。

股関節の可動域、皆さんも意識してみて下さい。

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