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雨の日に頭痛が起きる原因と対処法

投稿日:2020年5月27日 更新日:

雨』タグのフリー画像一覧|おしゃれなフリー写真素材:GIRLY DROP

天気の悪い日は頭痛が起きたり、古傷が痛んだりすると良く聞きます。

 

なぜなのでしょう。

 

頭が痛いときはどうすればいいかもわからず一日中憂鬱な気分になってしまいます。

一刻も早く対処法をみつけて取り組んでみて下さい。

 

目次

1.低気圧で頭痛が起きる理由

雨の日】頭が痛い! 吐き気や眠気が…。体調不良になる原因や解消法は ...

低気圧による頭痛は男性より女性の方が起きやすくなっています。

それは月経周期によるホルモンバランスと大きく関係しているみたいです。

低気圧だけの問題なのか月経周期も関係しているのかで処方薬も変わってきます。

頭痛にかなり悩まされている方は周期を理解し記録として残しておく必要もあるかもしれません。

 

1-1血行不良による頭痛

低気圧、字の読んでごとく地上にかかる圧です。

その圧は人にも影響します。

低気圧ということなので身体にかかる圧が低いという事になります。

人間の血管はホースと一緒なので、外部からの圧力に対しては血流の促進が起きます。

つまり、高気圧であればより血流が促され、低気圧の時は血流がそこまで促されないということです。

この血流の変化が頭に行く血流量を減らし頭痛が起きます。

頭部や首周辺の血流量の減少は疲労物質の除去量も減少させ筋肉が硬くなります。

筋肉が硬くなると余計に頭にいく血流が抑えられ頭痛につながるだけでなく、肩こり首こりといった身体のだるさも引き起こします。

 

1-2三叉神経のよる頭痛

頭部にいく血流量が落ちると生命に影響しますので頭部の血管を拡張させ血流を促そうとします。

その際顔面を司っている三叉神経が刺激されることによって次はズキンとした頭痛が起きるようになります。

これがいわゆる偏頭痛です。

偏頭痛はストレスやホルモンバランスの乱れも引き金になりますので見極めが必要です。

天気の悪い日は余計にメンタルが落ち込みやすいのでストレス対策をしたうえで頭痛に対処してください。

 

1-3自律神経が乱れることによる頭痛

低血圧による血流量の減少を通常に戻そうと心拍数を上げ血管を拡張させます。

これは交感神経の働きです。

交感神経優位の状態が続くと、副交感神経とのバランスが崩れ、つまり、自律神経の乱れが起きているということです。

交感神経、副交感神経が血流を調整していますので、その乱れは血流量を一定に保てず、頭にいく血流に影響し頭痛が起きます。

 

2.低血圧による頭痛の対処法

2-1頭痛薬

まずは医療機関に相談し処方してもらってください。

しかし、あまり薬に頼ると徐々に効果が出にくくなってきますので出来るだけ薬に頼らないように以下の方法も試してみましょう。

 

2-2首を温める

頭にいく血流量や首周辺の筋肉の硬さが影響しているといいました。

なので、首の筋肉を温めてあげて血流量を促してあげると痛みが緩和されます。

血流量が戻れば頭部の血管拡張も鎮まり三叉神経痛もおさまります。

マッサージ店で首のマッサージを受けるのもいいでしょう。

 

2-3落ち着いてゆっくり過ごす

頭痛が起きている状態の時は音や光に敏感になっています。

火に油を注がないように静かで落ち着ける空間でゆっくり過ごしましょう。

もちろん仕事や学校等でゆっくりとした状況を作り出せない方もいるかと思いますが、低気圧頭痛は数日続くこともあります。

帰宅後は落ち着ける環境を作りましょう。

 

3.まとめ

低気圧は古傷も痛みやすくなります。

骨折したところ、事故で痛めた首、ひどい捻挫のあとなど。

対処法は1つしかありません。

古傷を作らないようにするということです。

これは怪我をしないように意識すればいいんですがそんなわけにもいきません。

注意してても怪我は起きます。

怪我したら初期に集中的に治療をして完璧に治すことが大事です。

痛みがなくなったので中途半端に治療をやめると後々古傷となります。

古傷になってからは低気圧による痛みの防ぎようがありません。

完治できるまでしっかり通院しましょう。

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