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キレイな背骨のS字ラインの為に

投稿日:2020年1月25日 更新日:

まず、背骨は緩く湾曲していて横から見るとS字になっています。

このS字が衝撃を吸収してくれるおかげで、身体や脳へのダメージから守ってくれています。

しかし、そのS字の湾曲が大きくなり過ぎることによって腰痛や首・肩こりの原因になっているんです。

反り腰や猫背なんかがその代表的なものですね。

なんという矛盾。

背骨の湾曲が強くなってしまう原因は

1.骨盤の歪み
2.枕が高すぎる
3.筋力の低下

です。

一つずつ解説していきます。

 

目次

1.骨盤の歪み

背骨は真ん中から急にゆがんだりしません。
必ず、端っこから歪んできます。つまり、骨盤か、首からです。

歯磨き中や仕事中、ふとした時にどちらかの足に体重を乗せてることってありますよね?

これには癖があって、どちらかに乗せてる時間の方が長くなります。

この傾いた姿勢の時に骨盤は歪んでいきます。

例えば
右に体重を乗せがちの人は、右側の骨盤が前に倒れます。

そうすると、バランスを取ろうとして左側の骨盤は後ろに倒れます。

前に倒れた骨盤は内側に入り、後ろに倒れた骨盤は外側に開きます。

なんとなくイメージできますか?

右の骨盤が前&内に倒れて、左の骨盤が後&外に倒れると骨盤は右に捻らさることになります。

当然、骨盤にくっついている背骨も右側に引っ張られ、24個並んだ背骨の一番下の骨が右に歪みます。

その1つ上の骨はバランスを取ろうとして左に歪み、あとは崩れそうなジェンガのように背骨は捻じれていきます。

歪み始めた背骨の周辺では、その歪みを止めようと防御反応を引き出し、周辺の筋肉を硬くしていきます。

硬くなった筋肉に背骨全体を縮めこまされ、背骨の湾曲が強くなっていきます。

結果、反り腰や猫背が起き、腰痛や首・肩こりの原因になります。

 

2.枕が高すぎる

枕の高さは人それぞれ好みがあるかと思いますが、理論上は低い枕の方がいいです。

仮に枕を低くして身体を悪くしたことのある方は、身体がその高さに慣れてない段階のはなしだったか、横向きで寝るほうが多くて枕を低くし過ぎたせいかと思います。

それでは本題に入りましょう。

骨格が歪む原因は長時間同じ姿勢でいることです。

つまり睡眠時の姿勢が大きく影響します。

枕が高いと常に顎が引かれ下を向いている状態になります。

皆さんストレートネックという言葉は聞いたことがあるかもしれません。首がつらい人にありがちな、首の骨の湾曲がなくなりストレートになっている状態です。

ストレートネックの治療法に丸めたタオルを首に当てて寝るという治療法があります。

顔が上を向いた状態を作り、首の骨を矯正することによって、首の本来の湾曲に直していくというものです。

先ほど言った高い枕はそれと逆のことをしているのが理解していただけたでしょうか。

逆という事はストレートネックを助長しているという事です。

ストレートネックになると顔が前に出てしまうので重たい頭のせいで猫背になってしまいます。

枕は高くない方がいいという事がわかったかと思います。

しかし、枕を低くする時は横向きで寝る時の姿勢も考慮しましょう。

枕が低すぎると横向きの際に肩幅分を埋めてくれず、首が曲がってしまいます。

首に負担が掛かって寝違いなどを起こしやすくなりますのでご注意ください。

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寝具と同じく低反発で自分のちょうどいいところまで沈み、そこをキープしてくれる枕がいいと思います。

 

3.筋力の低下

人間は普通に生活しているだけで背中側の筋肉の方が強くなっていきます。

詳しく知りたい方は過去記事をお読み下さい。

背中側の筋肉の方が強くなる理由

つまり、腹筋の衰えは背中側の筋肉とのパワーバランスを崩し、背中側の筋肉に引っ張られ反り腰の原因になります。

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4.まとめ

1.大事なことは骨盤のゆがみを治し、維持していく事。

2.寝具を検討すること。

3.腹筋を鍛える事。

ぜひ意識してみて下さい。

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