朝起きて、まずコーヒーという方も多いと思います。
コーヒーにはメリットが多く、毎日の習慣にすることはとてもいいことです。
しかしその反面、否定派もいてコーヒーのデメリットも言われています。
もちろんそこは人それぞれなんですが、コーヒーはメリットの方が多いです。
そんなコーヒーを一番健康に飲むための時間が存在するので紹介していきます。
コーヒーの摂取と摂取時間を習慣化することは健康につながりますよ。
目次
1.コーヒーと脳の関係
コーヒーの成分であるカフェイン。
カフェインは覚醒作用があります。
眠気とは身体が疲れた時に分泌されるアデノシンという成分が脳に作用して眠気を引き起こします。
しかしカフェインはアデノシンが脳に作用する前に結合してくれて眠気を抑えてくれるんです。
またカフェインはアドレナリンを構築する作用があり、その効果でドーパミンの吸収を抑制してくれます。
ドーパミンを脳内に長く滞在させれば、幸福感を得られることがわかっています。
結果、カフェインの摂取により覚醒作用と幸福感を得られることができます。
なので、朝のコーヒーは理にかなっている気がしますし、習慣にしている方が多いんだと思います。
でももしかしたら、朝一番よりちょっと時間を遅くしてコーヒーを飲んだ方がいいかもしれません。
2.コーヒーを飲むべき時間
結論から言うと、午前10時~12時の間に飲むのが最適です。
コーヒーのメリットは
代謝の向上、糖尿病のリスク低下、うつ病の症状抑制、抗酸化(アンチエイジング)があります。
このメリットを最大限引き出すための時間が午前10時~12時なんです。
これにはストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が関係しています。
ストレスホルモンと聞くと身体に悪いものだと感じてしまいますが、分泌しすぎると良くないだけなんです。
1日に3回コルチゾールが適量分泌されることによって、1日の活動リズムを作ってくれていることがわかっています。
問題なのは過剰な分泌。
過剰なストレスがかかるとコルチゾールが分泌しすぎて、活動リズムを崩してしまいます。
このリズムの崩れがうつ病、不眠症、生活習慣病になってしまうんです。
カフェインの摂取はコルチゾールの生成を抑え、分泌量を減らしてくれます。
そのコルチゾールの分泌が高まる時間が午前10時~12時の間にカフェインを摂取してコルチゾールの量を調整することによりカフェインの効果を最大限活用できるということなんです。
3.まとめ
どんなものにも賛否は両論してしまいます。
しかし、コーヒーはデメリットよりメリットの方が科学的根拠や信ぴょう性が高い気がします。
コーヒーを摂取する時間まで習慣化し、うつ病や生活習慣病のリスクを下げていきましょう。